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からすのパンやさんの絵本作家かこさとし展渋谷で初期作品から晩年未完の大作まで

Jun 11, 2022
絵本作家かこさとしの展覧会「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」が、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて2022年7月16日(土)から9月4日(日)まで開催される。絵本作家かこさとしの創作とメッセージを辿る展覧会『からすのパンやさん』 1973年『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.かこさとし(加古里子)は、絵本『からすのパンやさん』をはじめ、「だるまちゃん」シリーズ、『どろぼうがっこう』、『おたまじゃくしの101ちゃん』など、子どもはもちろん大人をも夢中にさせる名作絵本の数々を生み出してきた絵本作家。2018年に92歳でこの世を去るまで600冊を超える作品を世に送り出してきた。『だるまちゃんとてんぐちゃん』 1967年『だるまちゃんとてんぐちゃん』 1967年
©1967 Kako Research Institute Ltd.「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」では、初期から晩年までの代表作をはじめ、貴重な作品や資料が一堂に集結。かこが若き日に描いた油彩画や、創作の原点にもなった戦後のボランティア運動の「セツルメント活動」時代の紙芝居、これまで世に出ることがなかった絵本の原画なども登場する。作品の数々を通して、絵本作家としてだけでなく、 「かこさとし」という1人の人間が絵本を通して未来に残し、伝えたかった想いを、その生涯と作品世界から辿っていく。「ティファニー指輪コピー美術」と「科学」を創作の軸に「自画像」 1947年「自画像」 1947年
©1947 Kako Research Institute Ltd.子どもの頃から絵を描くことが何よりも好きだったというかこさとしは、芸術に打ち込む一方で、科学者を志し大学では工学部に学ぶ。戦争を経て、大学卒業後に研究者として勤めるようになったかこは、昭和電工で働く人たちの姿を目の当たりにし、生きるために懸命に働く人々の姿を絵に描いた。絵本作家として広く知られるかこが、もともと絵画を描いていたことはあまり知られていないが、「美術」と「科学」という2つの要素はかこの創作活動の中核をなし、その後の絵本作品の中に息づいている。後の絵本制作につながる子ども会のボランティア『秋』 1953年制作(紙芝居)『秋』 1953年制作(紙芝居)
©2021 Kako Research Institute Ltd.また、ボランティアの「セツルメント活動」における子ども会への参加も、かこにとって創作の原点となった経験だ。大学時代に演劇研究会で舞台美術などを経験し、劇団プークでも人形劇の手伝いをしていたかこは、会社勤めの合間を縫って紙芝居を制作し、子どもたちを楽しませた。また、紙芝居制作・実演のみならず研究会の開催や研究誌の刊行など児童文化活動に精力的に参加。この時の活動が、後の絵本制作に大きく影響する。「かこさとし展」では、紙芝居作品の原画や、スクリーンに投影した幻灯作品を紹介し、当時のかこの創作に迫る。代表作「だるまちゃん」シリーズ&『からすのパンやさん』『だるまちゃんとかみなりちゃん』 1968年『だるまちゃんとかみなりちゃん』 1968年
©1968 Kako Research Institute Ltd.かこさとしの代表作の1つである「だるまちゃん」シリーズは、戦後、子どもたちのために「日本らしい」絵本を作りたいという思いから生み出された。日本ではなじみ深い“だるま”を主人公に、全国各地の郷土玩具をモデルとしたキャラクターが友達として登場し、様々な遊びを繰り広げる「だるまちゃん」シリーズは、世の中の子どもたちの遊びのバイブルともいえる絵本シリーズだ。『からすのパンやさん』 1973年『からすのパンやさん』 1973年
©1973 Kako Research Institute Ltd.また、かこ作品の中で一番の人気を誇る『からすのパンやさん』は、働き者のからすの夫婦と4羽の子どもたちの物語。ずらりと並ぶおいしそうなパンや、仲間たちとの人間模様を描く名作絵本から、選りすぐりの名場面を紹介する。生命図譜を緻密に描く“未完の大作”初公開「宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜(通称:生命図譜)」(未完成)「宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜(通称:生命図譜)」(未完成)
©2018 Kako Research Institute Ltd.さらに、かこによる未完の大作を初公開。かこの創作の軸である「美術」と「科学」を掛け合わせた、幅5メートルにも及ぶ超大作「宇宙進化地球生命変遷放散総合図譜(通称:生命図譜)」だ。生きとし生けるものへの愛情と理解を探求し描き表わそうとした、かこ渾身の絶筆を原寸大でリアルに復元。緻密に描き込まれた生命の図譜を、間近に目にすることができる。

【詳細】
「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」
会期:2022年7月16日(土)~9月4日(日) ※休館日:7月26日(火)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
開館時間:10:00~18:00 金・土曜日は21:00まで(最終入館は各閉館時間の30分前まで)
※会期中のすべての土日祝および8月29日(月)~9月4日(日)は一部オンラインによる入場日時予約が必要。詳細は決定次第 Bunkamura ザ・ミュージアム HPにて告知。
※状況により、会期、開館時間、入場方法等が変更となる場合あり。
※出展作品は、変更になる可能性あり。
※全ての作品は加古総合研究所所蔵。

■チケット
入館料:一般 1,400円(1,200円)/大学生 800円/高校・中学生 500円
※( )内は前売り料金/大学生、高校・中学生は当日券のみの取扱い。
※小学生・未就学児無料。
※子ども(小学生以下)のみの入場は不可。大人(保護者)の同伴が必要。安全管理上、保護者1名につき子ども(小学生以下)2名まで。
※学生券を購入の場合は、学生証の提示が必要(小学生は除く)。
※障がい者手帳の提示で、本人と付き添い1名は半額(一般 700円、大学生 400円、中学・高校生 250円)。該当する場合は、当日窓口にてチケットを購入。
販売期間:前売券 2022年6月16日(木)~7月15日(金)/当日券 7月16日(土)~9月4日(日)
販売場所:オンラインチケット MY Bunkamura(QRチケットのみ)、Bunkamura ザ・ミュージアム、Bunkamura チケットセンター、ローソンチケットほか
※Bunkamura チケットセンターは前売券のみの取扱い。

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

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